10月2日辰巳用水清掃ボランティア

毎年恒例になりつつある、辰巳用水清掃のボランティア、今年も行って参りました。

 

実はローターアクトという団体が主催で、NEOはお呼ばれしているだけなんです。

 

今年で3回目?4回目?くらいの参加で、もう慣れた顔をしての参加です。

 

 

ここでひとつマメ知識。

辰巳用水、聞いたことはあるし、なんかに選ばれた・・・くらいは知ってますよね?

 

選ばれたのは、国が指定する「史跡」。国や地方公共団体が指定するもので、学術上価値が高いと認められ、保護が必要なものに認定されるとか。

 

それでは、なぜ学術上価値が高いとされるか。

 

「江戸時代の土木技術を知る上で貴重である」

 

・・・らしいです・・・

はい、意味が分かりません!

 

で、よくよく調べていると、驚きの内容が出てきました。

 

実は、兼六園にある噴水にルーツがあるとのこと。

兼六園の噴水は、日本最古と言われている噴水がある。その噴水技術は、電気などのエネルギーが無い江戸時代から確立されていたとか。高台にある辰巳用水から、低い兼六園の池まで長い距離を流れていき、その高低差による力で水を吹き上げているとのこと。逆サイフォン方式と呼ばれ、コーヒーを入れるときにも使われる手法。

 

考えた人、すげぇです。

たぶん、いきさつは「やべ。吹き出しちゃった♪テヘ♪」とかでしょうけど。

 

 

まぁ、そんなウンチクはそこまでにしまして・・・

 

毎年のごとく、ローターアクト会長のT氏(兼NEO会員)より挨拶があり、そのまま清掃開始!

 

枯葉を集めたり、用水のほとりの草を刈ったり、が作業内容です。

 

ごみ袋をポッケいっぱいに詰め込み、軍手を装着、虫よけスプレーもかけまくり、武器はそれぞれ鎌だったり、熊手だったり、つまむやつ(名前わかりません!)だったり。そして、いざ出陣!

 

子供も5~6人ほどいて、一生懸命がんばっていました。最初だけ!

10分ほど経ったくらいでしょうか。

「ミミズだ!」「クモだ!」「バッタだ!」「イモムシだ!」

動くものを見つけたら、そこに集中してしまう子供って・・・

 

久しぶりに見た「カニ」

いつもは食するだけですが、自然の中で精一杯生きているカニを見つけた時、子供たちも嬉しそうでしたが、大人のハズの私も、実はちょっと嬉しかったんです。ここだけの話。

 

上の真ん中と右の写真、清掃前の用水脇、草ボウボウなのは分かりますよね?

この草をきれいにするのも今回のミッションのひとつ。それが・・・

 

 

 

どうですかコレ!

 

 

 

きれいになったでしょ!

こんな感じでがんばってきました!エッヘン!

 

心も綺麗に・・・なればいいのにな・・・

 

この清掃活動、実は今回で最終回なんだそうです。

続けれるのなら続けたいところですが、人がいないそうです。寂しいですね。

郷土愛が深いみなさん、こんなことが出来る機会はどんどん減ってますので、チャンスがあればどんどん参加しましょうね。

 

 

新聞記事
清掃活動の様子が北陸中日新聞に掲載されました!
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