毎年恒例になりつつある、辰巳用水清掃のボランティア、今年も行って参りました。
実はローターアクトという団体が主催で、NEOはお呼ばれしているだけなんです。
今年で3回目?4回目?くらいの参加で、もう慣れた顔をしての参加です。
ここでひとつマメ知識。
辰巳用水、聞いたことはあるし、なんかに選ばれた・・・くらいは知ってますよね?
選ばれたのは、国が指定する「史跡」。国や地方公共団体が指定するもので、学術上価値が高いと認められ、保護が必要なものに認定されるとか。
それでは、なぜ学術上価値が高いとされるか。
「江戸時代の土木技術を知る上で貴重である」
・・・らしいです・・・
はい、意味が分かりません!
で、よくよく調べていると、驚きの内容が出てきました。
実は、兼六園にある噴水にルーツがあるとのこと。
兼六園の噴水は、日本最古と言われている噴水がある。その噴水技術は、電気などのエネルギーが無い江戸時代から確立されていたとか。高台にある辰巳用水から、低い兼六園の池まで長い距離を流れていき、その高低差による力で水を吹き上げているとのこと。逆サイフォン方式と呼ばれ、コーヒーを入れるときにも使われる手法。
考えた人、すげぇです。
たぶん、いきさつは「やべ。吹き出しちゃった♪テヘ♪」とかでしょうけど。
まぁ、そんなウンチクはそこまでにしまして・・・
毎年のごとく、ローターアクト会長のT氏(兼NEO会員)より挨拶があり、そのまま清掃開始!
枯葉を集めたり、用水のほとりの草を刈ったり、が作業内容です。
ごみ袋をポッケいっぱいに詰め込み、軍手を装着、虫よけスプレーもかけまくり、武器はそれぞれ鎌だったり、熊手だったり、つまむやつ(名前わかりません!)だったり。そして、いざ出陣!
子供も5~6人ほどいて、一生懸命がんばっていました。最初だけ!
10分ほど経ったくらいでしょうか。
「ミミズだ!」「クモだ!」「バッタだ!」「イモムシだ!」
動くものを見つけたら、そこに集中してしまう子供って・・・
久しぶりに見た「カニ」
いつもは食するだけですが、自然の中で精一杯生きているカニを見つけた時、子供たちも嬉しそうでしたが、大人のハズの私も、実はちょっと嬉しかったんです。ここだけの話。
上の真ん中と右の写真、清掃前の用水脇、草ボウボウなのは分かりますよね?
この草をきれいにするのも今回のミッションのひとつ。それが・・・
どうですかコレ!
きれいになったでしょ!
こんな感じでがんばってきました!エッヘン!
心も綺麗に・・・なればいいのにな・・・
この清掃活動、実は今回で最終回なんだそうです。
続けれるのなら続けたいところですが、人がいないそうです。寂しいですね。
郷土愛が深いみなさん、こんなことが出来る機会はどんどん減ってますので、チャンスがあればどんどん参加しましょうね。